消防結団式



この4月より地元消防団の幹部となりました。

総員20名の小所帯ですが事務担当。もうオーバーフロー気味です。


今日は市全体で結団式がありました。3月までは合併した市町村ごとに消防団組織を持っていましたが、この4月1日から市全体で1消防団となりました。

これまでの幹部は一抹の寂しさを覚えていたようですが、合併したら巻き取られるのはしょうがないですね。

地元に機材を保管する小屋があるのですが、戦後に作ったと思しき当時の村の名称が入っている纏(まとい)がありました。

こうやって世の中は段々と変わっていくのだ。永遠に変わらないものは死んだものだけ。


振り返ると合併で地域が紛糾して町長のリコールまで踏み込んだのはもう4年前になります。

当時の町はいわゆるコンパクトシティーに近かったので、行政効率が良く財政面でも悪くなかったと思います。行政担当とも近くて暮らしやすかったです。

しかし、主な通勤通学先であり消費の中心であった長岡市がきちんと機能してくれないことには、住んでいる町の行政だけが良くても地元経済は回らず、社会的人口減は避けられないと考えます。

そのために避けていた政治に関わっていったのですが、こうして覚悟を決めて合併し、その後に巻き取られていく地域の思いなんて、合併を受けた方は分かってくれていないでしょうね。そんなものです。