貪欲という大罪
toto収益激減に悲鳴 スポーツ界への助成急下降
開始した2001年度には600億円以上あったのが、2002年度には半分の300億円強、今年2003年度は初年度比70%減の200億円程度とのこと。
文部科学省の天下り先確保のために作られたギャンブル制度である。売り上げ不振になってもまるで同情に値しない。
コンビニでtotoを売ってチャネルを広げたり、当籤額を高額にして射倖心を煽ろうとしているが、そもそも寺銭を50%以上も取っている胴元のところで打つやつはいないよ。
『詐欺』ですって福沢先生。昨日のエントリ修正。
世界一強欲なばくちの胴元日本政府
ここで主張したいのは、このような官営のギャンブルが、あまりにも高すぎる控除率だということである。つまり平たく言えば、テラ銭があまりにも高いということある。
払い戻し率は、競輪競馬のたぐいで75%、宝くじ、サッカーくじで47%という欧米諸国の人たちから見れば信じられない控除率なのである。
ちなみにアメリカのギャンブルの払い戻し率を示しておく。(谷岡一郎著 ツキの法則)
トトカルチョ 95%
ルーレット 94.7%
スロットマシン 95.8%
ブラックジャック 96%−102%
また競馬のように経費のかかるものでも、欧米では払い戻し率は85%以上であると聞いている。
この日本だけの特殊な構造は、あまりにも一般大衆を馬鹿にした話であるが、こういうことはあまり議論されないのである。
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作家の安部譲二は、いわゆる博徒が素人相手にとばくを開帳した場合、もちろん非合法であるからとばく開帳図利罪に問われる、そしてもし、テラ銭を10%以上とると罪が一段と重くなって、詐欺罪に問われるといっている。つまり、テラ銭10%というのは、誰も儲けることが不可能なほど高いので、それは賭博ではなく詐欺とみなされるというわけである。
×「100年経っても進歩がない。」
○「100年経ってもっと悪くなった。」