はがき住民投票の中間報告


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雪が深々と降り続いています。葉が落ちた立木に雪が積もって満開の桜のようです。

某所ではがき住民投票についての会合がありました。期限まであと1日あるのですが、これまでの返信枚数は70%を超えました。

これでとりあえず、ひと安心です。


会合で変な噂を聞きました。僕らが2,000票もの「不浄票」を用意してあると噂を流す方がいるとのことです。

「不浄票」とは始めて聞きました。Googleで検索してみてもヒットしません。

どうやら主催者が自分たちに都合が良いように不正に作成した票のことのようです。

なるほど。その手がありましたか。全然思いつきませんでした。

頭の良い方もいるものですね。

言い出した方が同じようなことをやる時は、きっと用意しておくのでしょう。

すごいなぁ。


他にもタチの悪い噂が流れることが懸念されます。

ここまで公明正大にやっておいて結果がはっきりするのだから、悪い噂など流せるはずがないと言う方もいますが、人を自分と同様に考えると想定するのは危険です。

返信はがきをカウントする際は公開して、テレビ局、新聞社も呼ぶのですが、その際に釘を刺しておくことにします。

「もし今回の結果に疑念があるような話を聞いたら、どなたが言っているか教えて下さい。公明正大におこなうために実施した施策についてその方へ説明に上がります。」


また、合併協議会を傍聴した方から現在のままで推進しようとする他町の町長が、僕らの動きを『対案を出さずに反対している』と批判されたそうです。

そうですかね?

住民の意向に沿うように行政を運営するのは首長の義務です。

その内容について異議申し立てをした方が責められるのはお門違いです。

その上、対案を出さなければならないと言われる筋合いはありません。

さて、もし住民の意向に反して行政を運営していた場合、首長の責任はどう取られるのでしょうか。

仮に現案が否定されたなら、住民の意向を訊いて再度合併案を早急にとりまとめなければいけないのは、首長がやるべきことでしょう。違いますか。


論語の読み方
これだけ反対の声が大きくなっているのに頑なに既定路線を進めようとする首長、議員の方は、論語『民は之に由らしむべし、之を知らしむべからず。』を拠り所にしているのでしょうが、本来の意味を勘違いしています。

仁の政治を説いた孔子が民をないがしろにするようなことを言うはずがありません。

本来は「民に理解してもらうのは難しいことだから、信頼を得るようにしなければならない。」という意味です。(参考リンク

字面だけ捉えて本来の意味を考えようとしないのにはガッカリしてしまいます。


いよいよ来週火曜日に開票してカウントします。結果が今から楽しみです。


【追記】 2004.02.08

期限までに到着した返信が78%を超えました。遅れて到着する分も入れると80%を超えるかも知れません。ひとまずバンザイです。