問題は同業者
洋菓子に限らず、小豆、和三盆、黒糖などの和菓子も大好きです。
地元長岡の和菓子では「大和屋」の「薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)」が大好きです。薄い皮に山芋を使っていて、和三盆の上品な甘さがたまらないです。
ところが娘たちは小豆餡がうまくないので、和菓子はあまり好きでないと言います。
よくよく訊いてみると大手メーカー製のコンビニで売っているような菓子を食べて嫌いになったとのことです。
確かにそういった和菓子は僕が食べても旨いとは思いません。
コストダウンして味を落とした和菓子を食べることで、和菓子全般を敬遠するようになっています。
一部の利益を追求している大手メーカーのせいで、全体の評価が落ちているのです。
「(就職先がないので)教師にデモなるか」
「(どこにも就職できなかったので)教師にシカなれない」
というやる気のない教師のことです。
問題教師の報道を見聞きすると、教師全体に問題があるように誤解してしまうのですが、父親として学校を見るとそんなことはないです。
最近は教師の採用数を減らす傾向にあり、厳しい競争の結果採用されたのであろう、子供を担任している先生を見ると意欲のある良い先生が多いです。
ごく一部のとんでもない教師のせいで、おかしい教師がいっぱい居るかのように見られてしまうのです。
勤務先はシステム開発を主な生業としているのですが、この業界でも手を抜いてひどい仕事をする一部業者のせいで、業界全体が誤解されているのです。
一度ひどい業者と仕事をしたお客さまは、われわれシステムエンジニアをなかなか信頼してくれません。
『どうせあの程度なのだから』との誤解で機能は非現実的なほどいっぱいなのに、開発予算を抑えることに注力されます。
真剣に開発に取り組もうとしているのに、必要以上に低コストを要求されると、やる気が失せてしまい、「じゃ勝手にしてよ」と思ってしまいます。
開発する方は、要求仕様としてあがったことしかするものか。という投げ遣りな仕事になってしまいます。ここをこうすればモット良くなるなど、前向きな仕事をするためのモチベーションを維持できなくなってしまうのです。
幸い勤務先は真摯にシステム開発に取り組んでいる同輩が多いため、お客さまからご指名で仕事をいただくことがあり、良好な信頼関係を築いて、協同してシステム構築に携わることができます。
そうではない環境で仕事をせざるを得ない同僚や同業者の話を聞くと、ここでも一部業者のせいで業界全体が割を喰っていると思います。
政治家、医者、役人など評判の悪い業種でも僕の友人知人は真摯に仕事しているやつらばかりなんだけどなぁ。
頼むからもっと良い仕事しようよ。