防災用品

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昨年の新潟県中越地震から1年経つと言うことで、近所の大学の都市防災を専門にしている方から某所の会合で講演していただいた。

「防災は想像力を働かせることが大切だ」とのことで、企業として地域コミュニティとして防災に取り組んでいる例などを聞かせてもらう。

自分はどうかというと、震災は経験したが、幸いにも近隣では被害が少なかったため、危機感に乏しい。

先日発生したパキスタンでの震災のニュースを聞くと、普段から備えておかなければいけないとは思いながらも、無精な性分のため何もしていない。

暮らしている地域が田舎であり、食料や資材が不足する懸念が少ないので、なんとかなるかなと甘く考えている。

普段は肥大化する行政に対しては冷ややかな見方をしているのに、たぶん行政の方でなんとかしてくれるだろうと、頼っているところもある。


防災グッズの準備はわずか3割、災害対策を「特にしていない」人が41.5%

インターワイヤードが運営するインターネット調査部門DIMSDRIVEは、災害対策について調査した結果を10月18日に発表した。それによると、災害に備えた対策を「特にしていない」という人は41.5%に達したという。


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しかし行政は公平性が求められるので、特定の地域や自分だけをなんとかしてくれるわけではないのだ。

だから災害に備えについては、行政に過大な期待をしてはいけない。

まず個人で必要なものを用意し、個人で用意できないものについては、地域コミュニティで提供できるように準備しておくこと。

当面の水と食料、できれば携帯電話も充電できるような機材を準備しているといい。

災害の時に備える意味でも普段からアウトドア生活に親しんでおくことも良いと思う。

講演では防災用品を扱っているところにお願いして、個人で準備できる機材と非常食を展示してもらい、非常食の試食もおこなった。

お湯を注いでできるチキンライスが結構美味しくて好評だった。

非常食を揃えるとまではいかなくても、ちょっとは心掛けるようにしなくては。