奇妙な民主主義
某所で市町村合併についての会合があり、キーマンの一人からメールでお誘いを受け、了解してしまったのでした。
申し訳ない。
現在検討されている合併は、首長を始めとする行政当局が意向調査の結果を曲解して、明後日の方向へ進めています。
あらためて住民投票をするつもりはないと断言しているのだが、なぜなんだろう。
彼らにとっての民主主義とは、有権者に判断を求めるものではないらしい。
決めた後に「もう決まっちゃったから、しょうがないよね?良いよね?」程度のものであるらしい。
奇妙な民主主義があるものだ。
そもそも、合併した後の具体的な施策がまるで決まっていない状況で、意向調査を受けても判断できるわけない。
議員定数特例とか、そんなセコイことはどうでもイイのだ。
ガス、水道、ゴミ収集はどうなるのだ?
現在の広域行政組合はどうなるのだ?
教育政策や老人介護、障害者福祉はどうなるのだ?
具体的な議論を協議会の中でやった後に意向調査してくれ。
雰囲気だけでしか材料がない状況で何を判断しろというのだ。
ようやく合併後の具体的な話が出てきているのだが、住民が判断する機会はないらしい。
ということで、勝手に住民投票します。