Windowsサポート延長


Windows Millennium Edition
以前、高価な飲食物と安価な飲食物を比較して、どちらが高いかを当てるという芸能人格付けチェックというバラエティ番組のコーナーがありました。

日頃セレブを気取っている芸能人が恥を掻く様を見て楽しむというコーナーなのですが、安くても美味しいものを出されると分からないです。

ワインは、20万円もするフランスワインと、3千円のチリワインを比較するのですが、ことごとく『こっち(チリワイン)の方が美味しいので高い方だ』と断言して恥を掻いています。確かにチリワインは美味しいのです。南米最高峰であるアコンカグア地方で作っているエラスリスは安くて美味くてお薦めです。

素人と玄人の間には、ほんの少しの差なのですが、どうしても超えられない差があります。他にも典型的なプロだけの領域としては、盆栽の値付けなどがあります。コンピュータにも同様に、素人と玄人の差があります。IPアドレスの設定など何が難しいのかと思うのですが、何回説明しても理解してもらえません。

以前、バーコードについて親父に訊かれたので、コード体系を説明したところ『お前ら、グルになっているだろう。』と詐欺師扱いされました。


さて、すでに旧聞に属しますが、Windows98,Meのサポート期限が延長されています。


Win 98サポート延長、MSの動機は“動かない顧客”にあり?

打ち切り宣言から一転、Windows 98のサポートを延長したMicrosoftだが、その背景には、アップグレードを渋り、古いOSを使い続ける顧客の存在や、ライバルの脅威があるようだ。


アップグレードしない理由は、お金を出してまでアップグレードする必要を感じないことに尽きるでしょう。

WindowsXPの使いやすさや機能の多さについて僕は価値を見出しますが、Webページを見ることとメール送受信で十分なユーザーには違いが分からないです。

パソコンの機能もそろそろマニアにしか違いが分からない領域まで達しているのです。マイクロソフトのアップグレードに依存したビジネスが終焉する時は想像したより早いかも知れません。