夜明け前


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1ヶ月前に連れて帰ってきた子猫が、やんちゃざかりです。

こうしてエントリしている時も、僕のすねをあまがみして、爪を立てています。

痛いっちゅーに!(^_^メ)


ついこの間まで、犬組(嫁+長女)と猫組(僕+次女)で別の部屋に分かれて寝ていたのですが、深夜寝ているところをじゃれるため、次女がリタイアし、僕も音を上げて、猫だけ居間で寝させられています。

ふと見ると、今キーボードを打っている僕の手をジッと見つめています。

それだけはヤルなよ。


さて、坂本龍馬のものとされている『日本の夜明けは近いぜよ』という言葉があります。

どうやら伝説のようですが、いかにも龍馬が言いそうな言葉です。


しかしこれは、能天気な発言ではなく、逆境の中でこそ吐かれる言葉だと思います。

「夜明けは近い」ということは今は夜。

黎明の気配すら見えず、このまま暗闇が永遠に続くかと思われる絶望。

その中で背筋を伸ばし、夜明けが来ることを信じ「夜明けは近い」と言い切るその矜持。

勝者が鷹揚であることは容易だが、敗者が矜持を失わないことは困難です。

全球凍結の中で生命がその命脈をつないだように、僕らの信じたことをキチンと保って、機会を待つことにしましょう。