迷ったがスルー(WS003SH)


hp iPAQ Pocket PC hx4700 FA282A#ABJ
今使っているPDAはもう2年も経つ。スケジュールは完全にPDAに依存してしまっている。

壊れてしまったら明日の予定すら分からず、大変なことになってしまう。

Clieはもう撤退してしまったし、英語版を日本語化するぐらいならPocketPCに移ろうかなぁなんて考えている。

そんな矢先にWillcomからスマートフォンが発売されるとニュースリリースがあった。


新世代モバイルコミュニケーション端末“W-ZERO3”<WS003SH(B)>の発売について

 株式会社ウィルコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:八剱洋一郎)は、日本の通信業界で初めて※2マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表執行役 社長:ダレン ヒューストン)のモバイルデバイス向けプラットフォームの最新版 Microsoft(R)Windows MobileTM 5.0 日本語版(以下:Windows Mobile 5.0) をオペレーティングシステム(OS)に採用し、「携帯の機動性」と「PCとの親和性」を兼ね備えたシャープ株式会社(本社:大阪府大阪市代表取締役社長:町田勝彦)製の新世代モバイルコミュニケーション端末 “W-ZERO3”(ダブリューゼロスリー)を2005年12月上旬に発売いたします。


デザインも格好いい。

久しぶりにPDAの明るい話題でWEB上では大騒ぎ。



気になるスペックは以下の通り。


製品型番 WS003SH(B)

・OS Microsoft Windows Mobile 5.0 software for Pocket PC 日本語版

・CPU Intel PXA270 プロセッサ 416MHz

・表示 640×480ドット、3.7型 65,536色 モバイルASV液晶(バックライト付)

・メモリー Flash128MB(本体システム領域等含む)/SDRAM64MB(ワークエリア)

・通信機能 PHSW-SIM)対応/ワイヤレスLAN(IEEE802.11b準拠)内蔵

・カードスロット miniSD カードスロット×1、W-SIMスロット×1

・接続端子 USBポート(miniBコネクター)、イヤホンマイク端子(平型)

・電源 リチウムイオン充電池(EA-BL12)、ACアダプター(EA-75)

・連続通話時間 約5時間

・連続待受時間 約200時間

・カメラ有効画素数 約133万画素

・外形寸法(mm) 幅 約70×高さ 約130×厚さ 約26(本体閉時、突起部除く)

・質量(g) 約220(タッチペン、充電池含む)

・主な付属品 USBケーブル、CD-ROM、ACアダプター、取扱説明書、ソフトケース、その他


ネット上の噂では新規契約では実売5万円を切るらしい。素晴らしい。

あやうく気絶して気がついたら申し込んでいるところだった。



しかし、Bluetoothがついていないことでギリギリ持ちこたえた。

冷静に情報を収集すると、携帯電話+PDAということでどちらも高得点というわけにはいかないようだ。



■ マイナスポイント

Bluetoothが欲しかったなぁ...

miniSDですか....

・USBホストなしかぁ

・そもそもWillcomで通話しないし。

・実は自宅が圏外(外に出れば使えるのだが...意味なし(^◇^;)



【特報】ウィルコムが来年度にカバーエリアを大幅拡大へ

 今年度中には人口カバー率を99%まで引き上げる予定だが,「それでも十分とは考えていない」(八剱社長)として,さらなる拡大を目指す。「人口カバー率を100%近くまで引き上げたうえ,(人口カバー率算出の基準となる)市町村役場の周辺以外でも,十分に使える広いカバーエリアを目指す」(同)。


今は住んでいる町の役場近辺はWillcomは圏外なので、人口カバー率の対象外のわけだ。
来年1月に近隣の市と合併するので、いきなり圏内の人口としてカウントされてしまうが、現実は室内では使えない。

記事では対象エリアは広がるとあるが、うちのあたりは期待薄だな。


■ 結論

この値段でこのスペックは魅力的だし、開発ツールは仕事で使っているVisual Studioというのも面白そう。

しかしそもそもPDAが欲しいのであって、欲しいのはスマートフォンではないから、今回はパスする。

auBluetooth付きで出すなら考えるのだが、所詮ニッチ商品だからキビシイだろ。

モバイルヲタはWillcom使ってろってな扱いだからねぇ。