フリーペーパー


全国での総発行部数は300,000,000(3億)部あります。

週刊、月刊などの周期はいろいろありますが、各々の媒体が1回に発行する部数が3億部です。


ポピュラーなのはリクルートが出している「Hot Pepper」ですが、最初にモデル地域として始めたのは地元の長岡市で、30万程度の人口規模でHot Pepperが出ているのは長岡だけだそうです。

この手のクーポン情報誌は女性をターゲットにしており、男性は眼中にありません。

何でも男性は行きつけの店ができるとそこに通い詰めて、あちこちにいかない傾向があり、紹介しても動きが鈍いそうです。


でも男性向けのお店紹介の雑誌がないわけではなく、最新のdancyuでは銀座特集を組んでいます。

知っているお店が載っていると教えてもらったので、買って読んだのですが、なんだかHot Pepperと何が違うんだろう?と思ってしまいました。クーポンが付いていないぐらいですね。

それでもdancyuが継続しているのは、オーソライズされた情報を求めている層があるということでしょうか。


フリーペーパーのビジネスモデルを簡単に言うと「紙の民放」です。。

内容を充実させることで、読者にきちんと読んでもらえることを目指してます。

今もカウントダウンTVを見ていますが、これだけの情報量を持つエンターテイメント番組がタダですからね。


印刷にもコストが掛かりますので、単純に発行部数を多くすれば良いというわけにはいきません。

費用対効果を十分に見極める必要がある。なので、僕の住む田舎にポスティングされることはまずありません。


最近はニッチを狙ったのか、男性をターゲットにしたフリーペーパーもあります。

首都圏で発行されているR25という雑誌があるのですが、非常に人気があり地下鉄の駅のコーナーに残っているのを見ることはほとんどありません。

最近仕事にいっているビジネスビルには入手しやすいコーナーがあるので、毎週入手できているのですが、売っている雑誌と違い「読ませる」記事ではなく、軽く読める記事がほとんどです。

なんでも一駅分の移動時間で1ページが読めるように構成されているとのことです。



東京駅近辺で仕事をするときは、丸ノ内オアゾ丸善に寄って入手するようにしています。

ビジネス書を売っている1階のレジ近くにあります。

まだ見たことがない方は結構面白いので入手してみてください。