東京出張ジプシー(7)蔵前2

二十世紀銭湯写真集 SENTO―The Japanese Public Bath in the 20th Century
今週も東京へ出張です。以前に泊まったところにしてみました。


前に来たときは迷ってしまったのですが、今回は違います。

夏に携帯を機種変更してGPS機能付に変えたのです。これで迷子になることはありません。

先回残念だった銭湯へも行ってみました。

仕事に行く格好で行くのは興醒めなので、ちゃんとTシャツ短パンにサンダルを用意してあります。


行ったところは荒井湯という昭和の風情を残す昔ながらの銭湯です。

入浴料は430円でした。番台に座っているお婆さんに代金を払って脱衣所へ進みます。

近所のお爺さんが素っ裸で体を拭いています。いいねぇ。


たまに行く大浴場のつもりで行ったのですが、他のお客さんを見ると、洗面器に石鹸やシャンプーを入れて持ってきています。

あ、そうか。銭湯には共用のシャンプーとか石鹸はないんだった。

でも大丈夫。番台の前で「入浴セット」を売っています。タオル、石鹸、リンスインシャンプーがセットになって100円です。安い。


洗い場で体を洗って湯船に浸かります。

泳げるような広い浴槽でなく、2〜3人で入るようなところがいっぱいあります。

高温の薬湯はアロエ湯でした。中温の泡風呂、ジェットバスもあります。低温の湯船はゆっくり暖まることができます。

脱衣所にあるドライヤーは20円を投入して使うやつでした。いいねぇ。

近くに国技館があるので、併設のコインランドリーでは、付き人らしいお相撲さんが洗濯していました。

番台には「お相撲さんは100円追加いただきます。」と貼り紙がありました。

う〜ん。風情があるねぇ。


ビジネスホテルの狭いユニットバスで、体にまとわりつくシャワーカーテンに苛つきながら洗うだけではなく、熱くて広い湯船で気持ちの良い汗をかきました。


湯上がりに近くの雰囲気のある居酒屋に行ったのですが、あいにく満席だったので、コンビニでビールを買って宿で飲みました。

汗ばんで火照った体に気持ちよかったです。


また機会を作って行ってみます。次は居酒屋にも行くぞ。