バスが好き


BUS magazine Vol.25―バス好きのためのバス総合情報誌 (25) (別冊ベストカー)
自宅の模様替えをしようと家具を持ち上げたところ、腰に激痛が走りました。

「これがぎっくり腰か...」と思いながら、痛みのあまり動けませんでした。

家族は「パパが倒れた〜」と大騒ぎ。

痛みが治まるのを待って、布団までゆっくり四つん這いで移動。一日中寝ていました。

翌日は出張だったのですが、とても行けません。

同行するメンバーに携帯メールで連絡して、ホテルもキャンセルです。

病院が開くのを待って診察を受けレントゲンを撮ってもらったのですが、湿布して薬を飲んで安静にしていれば良いとのこと。

大したことが無くて良かったです。


翌日、少し回復してきたので、宿泊先を確保して出張に出かけました。

仕事先への交通手段はバスです。

電車もあるのですが、駅からちょっと歩くので、今回はバスに乗っていきます。

以前から東京での移動にはバスを多用していたのですが、腰を痛めて立ったり歩いたりするのが辛いので、助かりました。


地下鉄や電車と比べるとバスは町の中を通っていくので、車窓から見える風景が楽しいです。

山口県の地酒銘柄の獺祭(だっさい)の垂れ幕が出ている酒屋があったり、創業55年という雰囲気のある蕎麦屋を見かけたり、仕事の帰りに途中下車したくなります。


最近はICカードでバスに乗れるようになったので、いちいちバスカードを買っていた以前に比べて楽になりました。

ICカードを使うと、乗り継ぎで100円割り引きになったり、溜まったポイントで勝手に安くなったりと、いろんな特典もあります。

夏にGPS機能付きの携帯に変えたので、経路案内を使って知らないバス路線でも調べやすくなりました。

道路状況によっては渋滞に巻き込まれたりすることがあるので、時間制約の厳しいアポイントのある際には利用しづらいのですが、時間に余裕があって少々遅れても構わない場合は、電車を乗り継ぐより安く上がることもしばしばです。


腰を痛めて困ったのは、座席に座っているときに、爺さん婆さんや小さい子供が乗ってきても、席を譲れないことです。

ああ周りの支線が気になる。「僕はぎっくり腰で立ってられないのです。」と、たすきに書いておきたいぐらい。